2013年6月3日月曜日

5.31 東京大集会、東京地検激励、東京電力要請行動報告


2013年5月31日(金)13:30から、私たち福島原発告訴団は、福島原発事故の厳正な捜査と起訴を求めるために、日比谷野外音楽堂において、「福島の叫びを聞いてください!」をテーマに大集会を行いました。

 平日にも関わらず、全国各地から、1000人を超える参加者が集まり、熱気あふれる集会となりました。福島県内各地からの参加者7名がそれぞれの立場からの現状を叫びました。「被曝労働者の過酷な実態」、「復興策一色の政策への疑問」、「子どもの靴底に鉛を張ったり」、「外で遊べない子どもたちの様子」、「測定により、明らかになる被曝の実態」など、今も厳しい困難の中に生きる被害者としての思いを口々に語りました。

 続いて、全国からの叫びとして、広瀬隆さんをはじめ、全国のメンバーから、各地の被害実態や福島への連帯の言葉がありました。
 そして、「われらゆるがず」を参加者みんなで歌い、シュプレヒコールをあげて、東京地検の激励行動へと出かけました。

 東京地検前では、海渡雄一弁護士から、「この告訴の持つ意味」が語られ、佐藤和良副団長からの現状報告や福島からの参加者の「ぜひ、きちんと捜査をしてほしい!」という切なる訴えがありました。
 弁護士と代表が地検に入り、要請書と追加の署名を提出し、最終署名数は、108,763筆となりました。
 地検前には新たな参加も加わり、通りを超えた反対側の歩道も人で埋め尽くされました。「福島の叫びを聞け!」「地検は起訴せよ!」と書かれたプラカードを掲げて、気持ちを一つにして、東京地検に向けて、激励のシュプレヒコールを挙げました。

 続いて、東電に対する要請行動を行いました。手渡された要請書に対し、東電原子力センター所長は、「確かに受け取りました。所内に伝えます。後日回答します」とコメントしました。弁護団の保田弁護士は「東電が自ら、証拠資料を提出し、真実を明らかにせよ」と要請をしました。

最後に武藤類子団長が、参加者に対して長時間にわたる行動への感謝を述べ、「みなさんが私たちの力です。今後もつながっていきましょう」と話しました。福島のメンバーは3台のバスで帰路につき、各地からの参加者はそれを見送り、原発事故被害の甚大さと責任追及の必要性を改めて感じながら、それぞれの場所へと帰っていきました。
福島原発告訴団の結束の固さを確認できる集会、行動であったと思います。

みなさまのご協力とご参加、ありがとうございました。

また、当日の会場カンパは総額523,714円となりましたことをご報告させていただきますとともに、厚く御礼申し上げます。

2013年5月8日水曜日

☆武藤類子団長からのメッセージ


告訴・告発人・支援者のみなさまへ
一面の若葉が美しい季節です。
「福島原発告訴団」が結成されて1年がたちました。
みなさんの力で告訴・告発人が14.716人。1月から始めた緊急署名は108.333筆となりました。
全国のみなさんとのつながりを本当にうれしく思います。
事故から2年、福島の状況はさらに過酷です。
止まらない放射能の放出、貯まり続ける汚染水、深刻な労働者被曝、持って行く所がない除染による放射性廃棄物、被曝地に住まざるを得ない人々、子どもたちの甲状腺ののう胞や結節、そしてガン、進まない賠償、支援策の外に置かれる自力避難者、更に引き裂かれていく人々のつながり…
原発事故が引き起こした被害の膨大さに私たちは、立ち尽くすばかりです。
このままでは、被害者が救われることも、二度と同じ過ちを繰り返さないことも、新しい価値観の世界を創ることもできません。
その中で、この告訴の意味は深いと思います。
この事故の加害者がその責任を問われるまで、私たちは出来うる限りの最善を尽くしましょう。
告訴団を担うひとりひとりの告訴・告発人と支援者のみなさん、531日 日比谷野音に集まって下さい。お友だちや家族を誘って下さい。
東京地検に「厳正な捜査と起訴」を再び訴えます。
福島原発告訴団団長 武藤類子

2013年3月26日火曜日

福島地検前ランチタイム「激励」行動

本部ページより~

  IWJ_FUKUSHIMA1で、26日12時よりUST配信してくださいます。
  http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1

福島原発告訴団は、3月25日から29日まで、

強制捜査・
起訴を求めて、
福島地検前でランチタイムの激励行動を行います。

*3月25日(月)~3月29日(金) 12:00~13:00
 集合は、福島地検前。 
 おもいおもいの連続アピール行動です。

 福島原発事故は、18日夜の停電と冷却機能の一時喪失にみられる通り、まったく収束しておらず、福島県民の苦しみは今も続いています。

 福島県民と全国14,716人の告訴・告発人が原発事故の責任を問う福島原発告訴団は、19日「厳正な捜査・起訴を求める」署名107,109筆を福島地検に提出しました。
 日本中、世界中が、この「告訴」について注目しています。
 しかし、検察には、まだ私たちの怒りや苦しみが伝わっていないのでしょうか?
未だ強制捜査が行われる気配がありません。
 私たちは、疲労困憊し、折れそうな心を励まし合いながら、あきらめずに行動を起こします。

2013年3月22日金曜日

署名10万筆を超えました!~続報

3月13日、東京地検に第2次署名63,501筆提出し、合計で103,766筆
になりました。
 
短期間でしたが、全国と海外からも送られてきました。ほんとうにありがとうござい
ました。
  
また、弁護団より、東京地検の検事に「上申書」を提出しました。
検事は、黙々とメモをとっていたそうです。その後、司法記者クラブにおいて、記者
会見を行いました。
 
河合弁護士からは、
「地検に対し、押収捜索、現場検証をすること。警察とも連携してはどうか」、
「急いで、判断を出すのではなく、真実を究明すること」、
「今、(放射能と健康被害の)因果関係がわからないというのであれば、急いで、判
断を出さないこと」
 
海渡弁護士からは、証拠資料として提出した、株主総会の議事録を丁寧に説明してい
ただき、「予見可能性」の議論のみでなく、「結果回避可能性」について踏み込むべ
きとのことでした。
また、地検は、時効を気にしているように見受けられる(業務上過失致死罪ー10年
過失致傷罪ー5年、公害罪ー3年)ので、
拙速に判断を出させないために、公害罪を取り下げる準備があると検事に伝えたとい
うことでした。
 
さらに、「福島の子どもたちの甲状腺検査の結果について鑑定すべきだ。染色体の検
査をすれば、かなりの確度で証明できる」と西尾正道医師(北海道がんセンター院
長)からの指摘も検事に伝えたとのことでした。
 
東京地検への「上申書」はこちら。 
東電株主総会提出版の「上申書」はこちら。 
「証拠説明書」はこちら。 

2013年3月11日月曜日

署名 10万筆超えました!

皆様のご協力に感謝します。福島原発告訴団の今後のアクション予定です。
 
◆ 3月13日(水)10:30~ 東京地検に上申書および署名提出  11:00記者会見
 
<福島地検行前動>
 3月19日(火)
10:00 集合(森合町緑地ふれあいパーク)
10:30 福島地方検察庁に署名提出
11:30 記者会見・集会(アオウゼ 視聴覚室)
 
場所はチラシ参照 
ーーーーーーー
2月22日に東京電力本社に要請した回答が届きました。たった9行の木で鼻をくくったような内容です。 
要請書はこちら。
回答書はこちら。 

2013年2月28日木曜日

「2月22日 東京地検包囲行動」報告



40265筆の署名と弁護団からの「上申書」を提出! 
2月22日、寒さ厳しい中、東京地検包囲行動に参加していただいたさま、 
本当にありがとうございました 
甲信越事務局からは10人と山の精霊“かりこぼう”の総勢11人(?)が2台の車に分乗して参加してきました。
山の精霊がどんな姿かは動画をご覧ください。
 当日は、武藤類子団長が高熱のために無念の欠席でしたが、東京検察庁前の歩道には、120人の福島からの告訴人を含め700人近い人々が集まりました
告訴団が用意した「地検は起訴せよ! 東電は自首しろ!」という紙のプラカードを全員が掲げながら、地検にアピールしました。まさに前代未聞の光景でした。 
この日までに集まった40265筆の署名を、福島告訴団副団長の佐藤和良さん、大熊町から避難している有機農業をしていた女性、甲信越事務局の3名と弁護士3名が、上申書(※と共に東京地検に提出しました。
受け取ったのは、東京地検公安部統括捜査官上村亮氏でした。
代表者らは、「起訴をして責任を明らかにしてほしい」と訴えました。  代表者たちが提出している間、外では告訴団支部の代表者や福島県内で農業ができなくなった農家の方たちが次々とマイクを握り、
「住み慣れた土地と家を追われた」
「長年続けてきた有機農業ができなくなった」
「原発がすべてを奪った、返してほしい」
「どうして加害者の罪が問われないのか」
「必ず起訴してほしい!」
と、必死な思いを語りました。 
河合弁護士からは、なぜ告訴をしたかの意義についてのアピールがありました。
「戦争を除けば、福島の原発事故は最大の人災である。国を滅ぼしかねない事故を起こした東電の役員が一切の刑事処罰を受けないという、これ以上の不正義はない。このまま不正義を許してはいけない」 
また広瀬隆さんが検察に向けて話した言葉に、参加者一同、心を揺さぶられました。
「昨年8月に告訴を受理してから、検察は何をやっているのか。3月11日、午後2時46分を期して、被災者の方に黙とうをささげた後、すぐ段ボールを持って、東京電力本店に強制捜査に入りなさい!」 
 続いて参加者は、東電本社前まで静かに行進し、東電に自首を勧めに行きました。
東電のゲートの中に代表者10名が入り、その周りを福島からの参加者30名が囲む形で交渉が始まりました。
その他の参加者は、通りを隔てた反対側歩道に集まって、交渉を見守りました。
今回屋外の東電ゲートでの交渉したのは、外にいる参加者たちにも伝わるようにするためでした。今まで交渉のための東電を訪れた者東電がゲートを開けることはなかったということです。 
東電側から受け取りに出てきたのは、広報部原子力センター所長會田満男さん。
要請文(※2)読み上げの後は、福島の避難者と農民からの切迫した訴え。
放射性物質ですべて汚染された。もう戻れない。こんな事故を起こしたのは誰だ。自首しなさい
このような声に東電は、「事故を起こしたことはお詫びする。要請書は上に伝える」と常套句の回答でした。
被告訴人(加害者)である前会長や前社長が出てくることはもちろんありませんし、現社長や役員たちがこうした場面に顔を出すことはありません。
広報担当者だけが、毎回毎回矢面に立たされているのです。
避難者である女性の、「仮設住宅に回ってくるのは東電の末端の社員。もう社員一人ひとりを責めようとは思わない。でも責任のある役員たちのことは、決して許さない!」と叫んだ声は、多くの参加者の気持ちでもあったと思います。 
 最後に佐藤副団長、「強制捜査をしないで不起訴ということはあり得ない。すでに3人の子供が甲状腺がんの手術を受け、7人の子供にその疑いがある。それだけでも業務上過失致死ではないか。この告訴は単に誰かの責任を問うだけの運動ではなく、このままの国でいいのか、日本の民主主義を問う運動でもある。今後も被災者により沿って運動してもらいたい。」と結びました。 
その後、参加者全員で再びシュプレヒコール。 「東電は自首しろ!」 「東電は責任をとれ!」 すっかり暗くなった新幸橋交差点に響き渡りました。 

※「上申書」の概要 
第1:上申の趣旨 
告訴・告発人らは、本上申書において、本件告訴・告発事件の捜査について、次の諸点をふまえた捜査を強く求め、事案の真相解明のため、捜索押収や罪証隠滅のおそれのある被告訴人・被告発人(以下「被告訴人ら」という)の身柄の確保など、必要な強制捜査をなどを実施されるよう要望する。 
第2:上申の理由 
 捜査機関は福島原発事故の深刻な被害に向き合い、必要とされるすべての捜査を遂げるべきである。 
2 実況見分調書の作成 
 原発の耐震性、耐津波性について検討したすべての会議とその内容の稟議手続の精査 
 株主総会の質問に対する回答作成を検討した会議とその内容の稟議手続の精査 
5 反原発市民団体からの申し入れに対する回答作成を検討した会議とその内容の稟議手続の精査 
6 スマトラ沖地震時のインドにおける津波による電源喪失について 
7 甲状腺ガン・甲状腺異常と本件事故の因果関係の専門的検討 
8 結論 
告訴・告発人らは、本件告訴・告発事件の捜査について、以上のような諸点を踏まえた捜査を成し遂げることを強く求める。上記のとりわけ3,4,5項の記載の捜査については、捜索押収や罪証隠滅のおそれのある被告らの身柄の確保など、強制捜査を行うことなしに事案の真相を解明することはできないものと思料する。必要とされる強制捜査などを実施されるように強要望する。 
ここ2,3ねん、検察不祥事が続き、国民の検察に対する信頼、支持は揺らいでいる、今こそ、「被害者とともに泣き、巨悪を撃つ」という検察の本旨に立ちかえり、国民の信頼、支持を取り戻すべきである。日本史上最大(戦争を除)の禍(人災)、国家の滅亡を招きかねなかった厄災に対し、なす所なく終わるのであれば、国民は検察に対し深く失望するであろう。
(全文はこちら) 

2013年2月17日日曜日

<引き続き署名へのご協力のお願い>


「厳正な捜査と起訴を求める」署名へのご協力、ありがとうございます。

署名については現在、署名用紙で約8千筆、ネット署名3500筆。海外署名も始まり、福島本部にも毎日届いているとのことです。しかし、検察を動かすには、まだまだ多くの署名が必要です。

第1次締め切りは過ぎましたが、第2次締め切りは3月5日ですので、引き続きご協力をお願いします。

<全国事務局会議の報告>
2月10日、東京で告訴に関する「全国事務局会議」が開かれました。甲信越事務局から3名参加しましたので、報告いたします。


●検察の動向

【担当の保田弁護士からの報告】
実務の最高責任者は40代後半の杉山検事。捜査は、福島の告訴状なども東京に届き、東京地検が主導で着々と行なっている模様。 3月に可否が判断されるとの新聞報道もあるが、東京地検からは「3月に判断するとは言っていない」とのこと。 しかし、3月には異動もあることから、やはり何らかの判断が出るのではないか。

安全を怠っていたという点では、今後、東電が津波の予見をどこまでしていたかが焦点。スマトラ沖地震(※)を調べて意見書を提出する。
※2004年のスマトラ沖地震でインド南部にあるマドラス原発では、津波でポンプ室が浸水するトラブルが起きていた。冷却用の取水ポンプが津波で使用不能となった東京電力福島第1原発事故の約6年半前。国や東電は海外の実例を知りながら、有効な対策を取らず放置した。

1月25日に、東電の勝俣前会長が検察の事情聴取について「大津波は予測していなかった」と過失を否定する趣旨の説明をしたが、スマトラの情報がトップまで上がっていたか、どこで握りつぶされたかを明らかにすることも重要。また、市民団体も危険性を指摘し、東電へも申し入れをしていたので、そのことも証拠として出した。

保田弁護士は、今後、強制捜査が実施されなければ起訴はないとの見通しですが、政府事故調による吉田所長の聴取書を検察が押さえたということは、裁判所の差し押さえ令状が「業務上過失致死」の罪名で出されているので、その対象が原発作業員なのか関連死なのか分からないが、その追及も視野に入れていると思われるので、強制捜査ができる状況にある。

弁護団としてもプッシュしていきたい。一方で、業務上過失致死に「自死(自殺)」は該当しないときっぱり言ったとのことでした。起訴してくれという集団行動はこれまでになかったので、検察は世論の動向を見ている。検察の安易な幕引きは許さないという意味でも、22日の東京地検行動は重要であるとのお話でした。

【本部事務局より】
団長の武藤類子さんも事情聴取(副団長の佐藤さんも意見を言ったとのこと)された。
告訴人の方でも、ウクライナの健康被害に関する文献や国連人権理事会の意見書、山下の発言録が掲載されたデイズジャパン、「疎開裁判」の資料等も使っていいと言われているので、様々な情報をあげている。疎開裁判の資料には、服などについた放射性物質は洗濯しても落ちずに、洗濯機の他の衣類に移染する。髪の毛はシャンプーしても落ちない。また、ゼロベクレルの大根を切り干し大根にしたら4000ベクレル出た。つまり大気に放射能があることが書かれているそうです。


【福島の現状】副団長より
福島県の予算は1兆9千億円だが、そのうちの9800億は原発関連。県の総合計画では2020年までに、全国に避難している人をゼロにするという。その手段は、安倍政権下では「除染」に一本化され、完全にそっちにシフトしている。各戸に除染のハンコをもらいに回ってくる。山などは意味がないと思っても、断りにくい状況。「被災者・こども支援法」を具体化するような政策の予算は一切つかなかった。

県内の仮設や借り上げに住んでいる被災者の疲弊や免疫力の低下は著しい。心が折れそうになっている状態は一層深刻化しており、ひとりひとりの孤立感はさらに広がっている。人々の気持ちは、泡だっており、いわき市では、人口が37万人に急増したこともあり、高級車にペンキがかけられたり、市庁舎に「被災者は帰れ」と落書きがあったりした。被災者同士が、そして補償額によっても分断されている。

また中通りでは、鉛色の空の下で、人々は暮らしており、人々は、なかった事にして暮らしているように見える。保健所には「笑ってストレスなく暮らしたほうがいい」などというポスターが貼ってある。人権は無視され、原子力ムラは依然として力を持っている。

今回の衆院選で福島の自民党は「脱原発」をうたって戦ったが、完全なダブルスタンダード。脱原発に関することは何もやっていない。

原因と責任をはっきりさせることが第一歩。告訴団からこの状況に何とか風穴を開けて行きたい、そして、支援法に魂を入れたい、と深刻な状況と展望を話されました。

【武藤類子団長より】
起訴、不起訴のいずれの結果が出ても、4月には数千人規模の大きな集会をやりたい、そのために協力してほしいとの提案がありました。4月27日の開催を目指すことになりました。
                             
22日は東京地検に署名を提出後、東電本社には申し入れ書と自首勧告文!を提出する予定です。22日の参加も含め、皆さまのより一層のご支援をお願いいたします。